アジア太平洋地域においてトップのサイバー脅威インテリジェンスと従来にない脅威ハンティングツールを提供するTeam T5, Inc.(本社:台湾、CEO:Sung-ting Tsai、以下TeamT5)は、日本市場における事業拡大に向けて、シリーズA資金調達を完了したことを発表しました。この資金調達は、JAFCO Asia (日本の有力なベンチャーキャピタルであるジャフコグループ株式会社のグループ)が主導し、世界に多くの事業部門を持つ日本最大の多国籍企業の1つである伊藤忠商事株式会社(以下:「伊藤忠商事」)、ならびに日本を代表するサイバーセキュリティサービスプロバイダーの株式会社マクニカ(以下:「マクニカ」が参加しました。TeamT5はまた、日本国内での営業活動の強化、より良いサービスの提供、当社製品の導入推進に向けて、日本法人を設立しました。
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の調査「情報セキュリティ10大脅威2022」によると、ランサムウェアによる被害や標的型攻撃による機密情報の盗難が、日本企業にとってセキュリティ上の最大の懸念事項であるとされています。
今回の資金調達により、TeamT5は、サイバー脅威のインテリジェンスレポートやランサムウェア対策ソリューションを提供することで、日本におけるこれらのサイバー脅威への対応をさらに加速することができるようになります。
TeamT5の創立者およびCEOであるツァイ ソンティン(Tsai-Sung Ting)は、次のように述べています。
「TeamT5 は、大企業や大手銀行など、日本の顧客に対して長年にわたりソリューションを提供してきました。今後は、既存のお客様により良いサービスを提供するだけでなく、日本において新たな事業を展開して参ります。日本の投資家の皆様と協力し、様々な業界や事業形態にも適用範囲を拡大すると共に、製品競争力の強化、ならびにより優れたサービスの提供に向けた国内の人材を採用に引き続き取り組んでまいります」
JAFCO Asia(John Linマネージングディレクター)は、次のように述べています。
「デジタル時代において、サイバーセキュリティ市場は大きく成長することが予測されています。JAFCO Asiaは、TeamT5が業界最高クラスのサイバーセキュリティならびに防衛ソリューションを顧客に提供することで、重要なデジタル資産の保護と健全性の維持を実現していることを評価しています。より多くの日本企業がサイバーセキュリティとリスク軽減の重要性を認識することを願っています。」
伊藤忠商事は、次のように述べています。
「セキュリティ業界において世界で最も経験豊富な専門家によって開発されたソリューションを提供するTeam T5と協業できることを大変嬉しく思います。当社は、Team T5への出資によって、Team T5が、より優れたセキュリティと安心を求めている企業、サービスプロバイダー、政府機関に最先端のテクノロジーを提供し、事業拡大を加速できるものと期待しています。」
マクニカは、次のように述べています。
「TeamT5のソリューションは、日本の顧客に広く採用されています。今回の連携強化により、TeamT5ブランドがより多くの企業や政府機関に届くことを期待しています。」
TeamT5について
台湾に拠点を置くTeamT5は、世界トップクラスのサイバー脅威アナリスト、エンジニア、専門家で構成された10年以上の歴史を持ち、アジア太平洋地域のサイバー攻撃者およびサイバースパイに関する特別な専門知識を持つ企業として注目を集めています。TeamT5は、マルウェアや高度標的型攻撃(APT)検知に関する社内調査に基づいたサイバー脅威インテリジェンスレポートとアンチランサムウェアソリューションを、政府機関、金融機関、通信事業者、ハイテク企業、電子機器製造サービス会社、マネージド・セキュリティ・サービス・プロバイダー(MSSP)などを含む、米国、日本、台湾の組織に提供しています。TeamT5は、情熱と献身をもって、ランサムウェア対策とエンドポイント検出・対応ソリューションの改良と強化に取り組み、企業の日常業務に常に最大限の保護を保証しています。
【本件に関する問い合わせ先】
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