セキュリティチームは日々、多くのアラートや脅威情報を扱っています。しかし本当に重要なのは、それぞれの情報をどのように判断し、次の対応につなげるかです。特にAPAC地域で事業を展開する組織では、地域特有の脅威を踏まえた判断が求められます。複雑な地政学的情勢に加え、国家支援型の攻撃グループが継続的に活動していることから、この地域では脅威の見極めがより難しくなっているからです。
ThreatVisionは、APACに特化した脅威インテリジェンスを提供し、セキュリティチームによって得られた情報を現在の地域における脅威動向と照らし合わせながら判断できるように支援します。また、チームが直面する課題や判断すべき内容に応じて、活用すべき脅威インテリジェンスも異なります。
ThreatVisionが次の意思決定を支援する方法
必要となる脅威インテリジェンスは、意思決定の場面によって異なります。脆弱性管理では、どの脆弱性から修正すべきかを客観的な根拠に基づいて判断することが求められます。また、SOCやIRでは、アラートの妥当性を検証し、調査をどこから開始すべきかを判断するための十分な情報が必要です。
ThreatVisionは、それぞれの判断に必要な脅威インテリジェンスを提供し、状況に応じた意思決定を支援します。
経営層へ優先的に対応すべきリスクを共有する
ThreatVisionは、最近活発に活動している攻撃グループや標的となっている業種を可視化し、それらを最新の攻撃動向と関連付けて把握できます。その情報を基に、幅広い脅威情報を整理し、直近で優先的に対応すべきリスクに焦点を当てた経営層向けの報告資料を作成できます。
限られた時間で脆弱性の優先順位を判断する
Patch Management Report(PMR)は、CVSSに加え、TeamT5独自の脅威レベル評価や、実際に悪用が確認されているかどうかの情報も提供します。これにより、CVSSスコアが高い脆弱性と、優先的に対処すべき脆弱性を見極めることができます。
アラートに追加調査が必要かを判断する
IoC(侵害指標)は、分析担当者がアラートを既知の悪意ある活動と照合するために利用できます。脅威ハンティングツールやログ相関分析は追加の証拠を提供し、SOC/IRチームがより詳細な調査が必要かどうかを判断するための根拠となります。こうした情報を組み合わせて検証することで、アラートに追加対応が必要かどうかを判断でき、初動対応をどこから開始すべきかを明確にできます。
初期調査の仮説を立てる
侵害の可能性が疑われる場合、ThreatVisionは、観測された挙動と関連する攻撃グループや類似の攻撃キャンペーンを関連付けて分析できます。この脅威インテリジェンスを基に、侵害がどのように進行した可能性があるのか、また、どこまで影響が及んでいる可能性があるのかについて初期仮説を立てることができます。その結果、調査範囲を絞り込み、より迅速に封じ込めの判断を行えます。
ThreatVisionは、さまざまな意思決定の場面を通じて、組織全体が現在の脅威状況について共通の認識を持てるよう支援します。経営層による戦略的なリスク評価から、SOCやIRチームによる現場での対応まで、各チームは全体の脅威動向とのつながりを保ちながら、それぞれの判断に必要な脅威インテリジェンスを活用できます。
これにより、脅威の把握から具体的な対応まで、一貫した判断軸に基づいて行動できるようになります。
Related Post
ThreatVision インフォメーション
2025.11.24
攻撃の背後にある脈絡を見抜く:世界の CISO が注視すべきアジア太平洋の脅威インテリジェンス
ThreatVision, cyber threat intelligence